ブルベ400km (BRM507近畿400km京都 紀伊半島内周)
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誕生日にコロナに感染し、高熱が続き、入院、点滴での治療で体力、筋力が、ごっそりと落ちた４月下旬。体重が５６キロから５１キロに減っていた。退院した８日後が400kmの為、退院した次の日には平地ではあるけど100kmを走っておいた。あとは屋内の固定ローラーで１０分くらい乗る程度で、400km当日を迎えた。
スタート地点が近くだった為、自走で行った。今回は参加者15人で、欠席もあり11人程での開催となった。５月GWの最終日、まだ朝晩は冷え込むので服装選びが難しかった。日中は晴天に恵まれ、かなり暑かったが寒いよりは良かったかな。最後和歌山でパラパラと通り雨にあったくらいで天気には恵まれた。今回はほとんど独りでのブルベになり、時々チェックポイントで先行する人に会って話をするくらいだった。もう後ろには誰もおらず、殿を務めているものだとずっと思って、独り言ブツブツいいながらいくつもの山、橋、トンネルを通った。特にトンネルが多かったのと、登っては下って、また登っては下っての繰り返しだった。
でも空気が美味しく緑の山と、青い空が最高に美しかったのが最高の思い出。ただ、筋肉がごっそり落ちており、登れないのなんので本当に苦労した。その代わり、結構休みを頻繫にいれて、休み休み走る事で、乳酸とか貯めないよう気をつけて走った。序盤から１時間、２時間に１回は休憩するようにした。そうすると後半が楽。お尻や肩や首の痛みも大分まし。２分、５分の休憩を１時間とかで、こまめにとるのがブルベのコツだと思ってる。ただ集団の波に乗れているときは甘えて、休まず走ってしまい後半に疲れてしまう事があるのでそのへんの判断が難しいかな。今回は独りなので完走する為、休み休み行きました。
大阪に入ってからマクドナルドで５分仮眠しただけでそのまま走り切りました。最後の大阪の信号地獄と向かい風地獄は精神的にかなりやられました。京都に入り、ゴールが近づいてきたらペースあげて、いっきにゴール！
２２時間５７分でのゴールで400kmの制限時間27時間まで４時間を貯金できてました。しかもゴール３人目でまだ後ろに沢山居たらしく、めちゃくちゃビックリ。どこで抜いたのか全く分からない。ずっと最後尾と思いこんで不安と孤独を抱えて走っていたのは何だったんだ。スタッフの今野さんと2023年のPBP(Paris–Brest–Paris Randonneur)があるのか話をしていたら、以前に行った事があるらしくその時はツアーで行ったとの事でホテルから飛行機まですべてお任せだったそうです。そんなツアーがあるならそれも便利そうだけど、大会の前後に観光できなさそう。せっかく自転車持っていくなら少しは他の所も走りたいと思うのは1200キロ走ってないから言えるのかもしれない。コロナやウクライナとロシアの戦争でどうなるか分からないが８月頃には正式な発表があるのではないかとの情報が得られた。とりあえず、次の600km走ってからの話ですね。
